2022/05/01 14:30

デウィット・ウォレスは、第一次世界大戦で負った傷から回復する間に、多くの大衆雑誌の記事を要約した内容を含む雑誌のアイデアを思いついた。デウィットとカナダ生まれの妻ライラ・ウォレスは、1922年2月5日にリーダーズ・ダイジェストを創刊。創刊当初から保守的[4]で反共主義的な観点で政治や社会問題を扱ってきた。

ウォレスの編集方針は大衆が読みたかったものとうまくマッチしていたため、同誌の発行部数はどんどん伸びていった。
1929年には購読者は29万人となり、年間の売り上げは90万ドルに達した。
1938年、初の海外版としてイギリス版を創刊し、1部2シリングで販売した。
創刊40周年にあたる1962年には、40の海外版が13カ国語で出版され、点字版も出版されており、カナダ、メキシコ、スペイン、スウェーデン、ペルーといった国々では大部数の雑誌に成長し、世界全体で2300万部の発行部数となっていた。

日本語版は昭和21年6月に創刊され、1986年に廃刊となった。
日本人にとっては当時のアメリカ文化を知る事の出来る数少ない雑誌だった。

当ショップに現在あるのは、1946年に発行された日本での創刊号から1949年までの最も古い4年間の数十冊です。
非常に入手困難と思われますので、ぜひご一読いただければと思います。